薬剤師の英会話|外国人患者への対応で使える英語フレーズ8選

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外国人患者さんの対応をするとき、「英語でなんて言えばいいんだろう?」と困ったことはありませんか?
薬剤師として確認したいことは、症状やアレルギー、今飲んでいる薬、薬の飲み方など、ある程度決まっています。でも、いざ英語で伝えようとすると、簡単なことでも言葉が出てこない。
私自身、英語は得意ではありません。だからこそ、外国人患者さんの対応で必要になる英語は、日常会話を一から勉強するよりも、薬局で実際に使う表現から覚えたほうがいいんじゃないかと思っています。
今回は、薬剤師が外国人患者さんに対応するときに使いやすい英語フレーズをまとめました。「英語は苦手だけど、外国人患者さんが来たときに最低限対応できるようになりたい」という方の参考になればと思います。

目次

薬剤師の英会話、まず何を話せればいい?

薬剤師の英会話で、最初から難しい英語を覚える必要はないと思っています。薬局で必要になるのは、患者さんと雑談するための英語ではなく、薬剤師として必要なやり取りです。まずは、

  • 症状を聞く
  • アレルギーを確認する
  • 服用中の薬を確認する
  • 薬の目的を伝える
  • 飲み方を説明する
  • 注意点を伝える
  • 最後に理解できたか確認する

このあたりから。特に私が大事だと思うのが、最後の「ちゃんと伝わったか」の確認です。こちらが英語で説明できたつもりでも、患者さんが理解しているとは限りません。
薬剤師の英会話は、英語を話すことがゴールではなく、必要な情報をやり取りすることがゴール。なので、まずは薬局で使う場面をイメージしながら、短いフレーズを覚えていくことにしました。

外国人患者への対応で使える英語フレーズ8選

ここからは、実際に薬局で使う英語を見ていきます。難しい表現を覚えるより、短く分かりやすく伝えることを意識したいところです。まずは、今回紹介する8つを一覧にしてみます。

使う場面英語フレーズ
①症状を聞くWhat brings you in today?
②アレルギーを確認するDo you have any allergies?
③服用中の薬を確認するAre you taking any other medications?
④薬の目的を伝えるThis medicine is for ○○.
⑤飲み方を説明するTake △ tablets ○ times a day.
⑥注意点を伝えるThis medicine may cause ○○.
⑦質問がないか確認するDo you have any questions?
⑧理解できたか確認するCould you tell me how you will take this medicine?

それぞれ、実際の使い方を見ていきます。

① 今日はどうしましたか?

What brings you in today?


「今日はどうしましたか?」と聞くときの表現です。

② アレルギーはありますか?

Do you have any allergies?

シンプルで使いやすい表現です。薬のアレルギーに絞って確認するなら、

Do you have any allergies to medications?

でもOKです。

③ 今、飲んでいる薬はありますか?

Are you taking any other medications?

現在飲んでいる薬があるか確認するときの表現です。サプリメントまで確認したい場合は、

Are you taking any other medications or supplements?

とできます。

④ この薬は○○のための薬です

This medicine is for ○○.

薬の目的を説明するときのシンプルな表現です。たとえば、

This medicine is for your cough.

なら「この薬は咳のための薬です」。

⑤ 1日○回、△錠飲んでください

Take △ tablets ○ times a day.

服用方法を伝えるときに使えます。たとえば、

Take one tablet twice a day.

なら「1日2回、1錠飲んでください」。朝と夜を伝えるなら、

Take one tablet twice a day, morning and evening.

とできます。

⑥ この薬を飲むと、○○することがあります

This medicine may cause ○○.

副作用など、服用後に起こる可能性があることを伝えるときに使える表現です。たとえば、

This medicine may cause drowsiness.

なら「この薬は眠気を起こすことがあります」。ここはフレーズだけ覚えるというより、その薬で何を伝える必要があるのかもセットで覚えておきたいところです。

⑦ 分からないことはありますか?

Do you have any questions?

薬の説明が終わったあとに、質問がないか確認するときの表現です。短くて覚えやすいので、まず覚えておきたいフレーズの一つです。

⑧ この薬をどう飲むか、説明してもらえますか?

Could you tell me how you will take this medicine?

患者さんが薬の飲み方を理解できているか確認するときに使えます。こちらから一方的に説明して終わるのではなく、患者さん自身に説明してもらうことで、ちゃんと伝わっているか確認できます。
薬剤師の英会話では、「説明するための英語」だけでなく、「伝わったか確認するための英語」も大事だと思います。

実際の薬局では、英語だけで何とかしなくていい

外国人患者さんの対応だからといって、英語だけで全部説明しなければいけないわけではありません。翻訳アプリを使う。薬袋を一緒に見る。実際の薬を指さす。必要なら紙に書く。それでも難しければ通訳をお願いする。私は、このくらい柔軟に考えていいと思っています。
むしろ薬局では、英語を流暢に話すことより、薬の情報を間違いなく伝えることのほうが大事です。たとえば「1日2回」と口頭で伝えても、患者さんが聞き取れなければ意味がありません。その場合は、薬袋を見せながら「twice a day」と伝えたり、朝と夜を指さしたりする。
「英語だけで完璧に説明しよう」と思うとハードルが高くなりますが、使えるものは全部使えばいい。英語が苦手な私としては、このくらいの感覚のほうが外国人患者さんの対応に入りやすいです。
そして、こういう場面を経験すると、「この英語、言えなかったな」「この説明を英語で言えるようになりたいな」と思うことも出てきます。
私の場合は、そこから「一般的な英会話」ではなく、実際に薬局で使う医療英語を勉強してみたいと思うようになりました。

英語が苦手な薬剤師は、どう勉強する?

英語が苦手な私が思うのは、最初から「英語を話せるようになろう」と考えないほうがいいということです。それよりも、「この場面で英語が出てこなかった」「この説明を英語で言えたらいいな」という、実際に困った場面をそのまま勉強の材料にする。
たとえば、外国人患者さんに薬の飲み方を説明するとき。「1日2回」は言えても、「朝と夜に飲んでください」までスムーズに言えないかもしれません。
そうしたら、その表現を調べて覚える。次に同じ場面が来たときに使ってみる。これを繰り返せば、自分が薬局で本当に使う英語が少しずつ増えていきます。
一般的な英会話を最初から全部勉強するより、自分の仕事で必要な英語から覚えていく。英語が苦手な私には、このやり方のほうが現実的だと思っています。
そして、どうせ勉強するなら「英語」ではなく、医療英語に絞って勉強できる方法はないかな?と調べてみました。そこで見つけたのが、医療従事者向けの英語スクールでした。

医療英語を勉強するなら?私が見つけた「HLCA」

医療英語を勉強できるものを調べていて見つけたのが、HLCA(ハルカ)です。
HLCAは、医療従事者向けのオンライン英語スクール。薬剤師だけでなく、看護師や医師など、医療現場で働く人を対象にしています。私自身はまだ受講していないので、「ここが良かった!」と体験談を書くことはできません。
ただ、調べていて気になったのが、医療現場で使う英語を前提に学べるところでした。

私なら、まず「薬局で使う英語」から始めたい

英語の勉強というと、日常英会話から始めるイメージがあります。でも、私の場合は海外旅行で困らないために英語を勉強したいわけではありません。
外国人患者さんが来たときに、「症状を聞く」「薬の飲み方を説明する」「注意点を伝える」「ちゃんと伝わったか確認する」こういうことができるようになりたい。だから、私ならまず自分の仕事で使う医療英語から勉強したいと思っています。
英語が苦手でも、薬剤師として必要な場面から少しずつ身につけていく。今の私には、そのくらいのスタートがちょうどいいのかもしれません。
もし私と同じように、外国人患者さんへの対応で使える医療英語をオンラインで学びたいという人は、HLCAを選択肢の一つとして見てみてもいいと思います。

オンラインで医療英語を学び、自信を持って外国人患者さんの対応したい方へ


今回は外国人患者さんへの対応で使える英語を中心に紹介しました。でも、薬剤師が英語を使う場面は、外国人患者さんへの対応だけではありません。薬剤師が英語を使える仕事にはどんなものがあるのかについては、こちらの記事でまとめています。

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この記事を書いた人

調剤薬局一筋の薬剤師。転職8回、すべて調剤薬局。
生活習慣の見直しを患者様と一緒に考えていくうちに栄養系資格に興味。
食生活アドバイザー2級取得。1級試験に向けて勉強中。
EMSジムでダイエットにも励んています。

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